萌黄風呂敷もえぎぶろしき)” の例文
それを、右の肩にかつぎ、賞状と皆伝の巻物をつつんだ萌黄風呂敷もえぎぶろしきを、左の手にかかえて、にこにこ、藩邸の門を出て来た。
松のや露八 (新字新仮名) / 吉川英治(著)