華陽門かようもん)” の例文
成都宮の華陽門かようもんに入るや、全市の民は天にもひびくよろこびをあげ、宮中百楼千閣は、一時に、音楽を奏して、紫雲金城の上に降りるかと思われた。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)