“苦力（くうりい）” の例文

上月が支那苦力（くうりい）を見て「人類に對する親しい感情を起させるやうな人間には見えない」と感じたのをつかまへて

貝殻追放：012 向不見の強味 (旧字旧仮名) ／ 水上滝太郎(著)

“苦力”の解説

苦力（クーリー、ta: கூலி、en: coolie）とは、19世紀から20世紀初頭にかけての、中国人・インド人を中心とするアジア系の移民、もしくは出稼ぎの労働者である。
主に大英帝国の植民地、旧植民地であるアメリカ合衆国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、ペルー、南アフリカ共和国、スリランカ、マレーシア、ハワイ、フィジー、モーリシャス、レユニオン島、西インド諸島、香港、シンガポール、ロシア等で低賃金で過酷な労働を強いられた。
苦力の移民は「客頭」などのブローカー結社により組織的に行われ、こうした労働力を売買する商行為は「苦力貿易」と呼ばれた。
(出典:Wikipedia)

苦	常用漢字 小３ 部首:⾋ 8画
力	常用漢字 小１ 部首:⼒ 2画