“若布舟”の読み方と例文
読み方割合
わかめぶね100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
で——周馬は怖れ気もなく、木の葉みたいな若布舟わかめぶねを、渦まく海潮へ漕ぎ入れた。
鳴門秘帖:06 鳴門の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と——思っていると、旅川周馬、秘密の渦路うずみち若布舟わかめぶねをのりだして逃げてきた。
鳴門秘帖:06 鳴門の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)