脱落身心とつらくしんじん)” の例文
彼の「脱落身心とつらくしんじん」が何を意味するにもせよ、とにかく彼は、永遠の理想(法)を自己の全人格によって把捉せんとする人間の努力に、十分な意義を与えた。
日本精神史研究 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)