耶須多羅女やすたらによ)” の例文
それからしばらくさう云ふものに遠ざかつて居た、石盤をはふり出して、いきなり針箱の上へ耶須多羅女やすたらによの泣いて居る処を出されて御覧なさい。
いろ扱ひ (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)