羅浮ラプラタ)” の例文
(九、羅浪ラプラタ江の春帆(南米) 羅浮ラプラタ川のほとり晩春の空、そよそよと吹く風はあけがたのもやを払う。黄色な川波ははるかに広がって見きわめることもできない。
南半球五万哩 (新字新仮名) / 井上円了(著)
(独立以来わずかに百年、馬の疾走するがごとく文化は時をおって新たに発展している。羅浮ラプラタ川河口の流砂は積み重なり、いまや黄金幾万の価値を有する豊穰の地となっているのだ。)
南半球五万哩 (新字新仮名) / 井上円了(著)