素丁稚姿すでっちすがた)” の例文
米友は依然として米友、車を曳かないだけの米友ですが、美少年は饅頭笠まんじゅうがさに赤合羽といったような、素丁稚姿すでっちすがたにすっかり身を落している。
大菩薩峠:33 不破の関の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)