稲生武大夫イナフブダイフ)” の例文
此時、何の理由もなしに、泉鏡花さんと、稲生武大夫イナフブダイフとが一処になつて、どつと私の前におし寄せる波のやうなものに乗つて出て来たものである。
鏡花との一夕 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)