稲毛屋山いなげおくざん)” の例文
文化五、六年の頃稲毛屋山いなげおくざんが当時知名の儒者文人の詩を採って『采風さいふう集』三巻を編成した。その中に大田南畝おおたなんぽの作と並べて竹渓の詩が載せられている。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)