“秘事法門”の読み方と例文

読み方	割合
ひじほうもん	100.0%

ひじほうもん

「隠念仏」というのは、真宗に属していますが、念仏を同行の者の間だけで他には秘して修める行（ぎょう）であります。いわゆる「秘事法門（ひじほうもん）」の一種であります。

手仕事の日本 (新字新仮名) ／ 柳宗悦(著)

“秘事法門”の解説

秘事法門(ひじほうもん)とは浄土真宗の異安心(異端)とされる教えの中で、その主張の内容を公表せず、秘密の間に伝授しつつあるもの。いわば、秘密結社的なグループである。善鸞が父・親鸞から特別に教えられたとして伝えたものなどを含む。
御蔵法門・土蔵法門・庫裡法門・土蔵秘事・暗法門・くらがり法門・言わず講・なま講などの別名がある。。広島県から北海道まで分布する。
その起源に関しては種々に論じられているが、法然門下の一念義の邪義の上にこれを見る人もいる。また、密教や神道や陰陽道の影響が強く窺える。
(出典:Wikipedia)

秘	常用漢字 小６ 部首:⽲ 10画
事	常用漢字 小３ 部首:⼅ 8画
法	常用漢字 小４ 部首:⽔ 8画
門	常用漢字 小２ 部首:⾨ 8画