神彩霊威しんさいれいい)” の例文
そこで唐君兪は遂に真鼎を出して、贋鼎に比べて視せた。双方とも立派なものではあるが、比べて視ると、神彩霊威しんさいれいい、もとより真物は世間に二ツとあるべきでないところをあらわした。
骨董 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)