目々木めめき)” の例文
太平山たいへいざんから目々木めめきの方へ越えて行くらしく、大きな声で話をしてどやどやと通ることがある。この峠は疑なく山鬼の路らしいから、永くはおられませぬと答えたそうである。
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)