白皙明眸はくせきめいぼう)” の例文
十兵衛と呼ばれたのは、二十四、五歳の白皙明眸はくせきめいぼうな青年で、書庫の書棚から、本でもさがし出していたところか、数冊の書を手にかかえながら、その窓口に、半身を見せていた。
新書太閤記:01 第一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)