“白太刀”の読み方と例文
読み方割合
しらだち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この怪異なる総踊りが済んでしまうと、白面にして英気風発の十八九歳とも見られる貴公子は、ひとり赤地の錦のひたたれを着て、白太刀しらだちいたままで、羅陵王を舞いました。
大菩薩峠:23 他生の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)