識をおこして境を取る(発識取境はっしきしゅきょう)の義であるとか、または勝義自在しょうぎじざいの義などと、専門的にはずいぶんむずかしく解釈をしておりますが、要するに根とは「草木の根」などという、その根で
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)