“異教（ペガン）” の例文

異教（ペガン）の歌（ソング）というのは、どういう物語をさしていうのでしょう。ギリシア人は、太陽を決して花びらの間におちる神だとは思っていませんでした。

獄中への手紙：10 一九四三年（昭和十八年） (新字新仮名) ／ 宮本百合子(著)

美しき異教（ペガン）の歌（ソング）の一節は、わたしの肉体から生れたものではあるけれども。その歌のモティーヴをさずけられたとしたら、作者はやはりその啓示に感謝しないわけにはゆきません。

獄中への手紙：10 一九四三年（昭和十八年） (新字新仮名) ／ 宮本百合子(著)

わたくしは、良人のために異教（ペガン）の歌（ソング）の美しい一節を奏でます。

獄中への手紙：10 一九四三年（昭和十八年） (新字新仮名) ／ 宮本百合子(著)

“異教”の意味

《名詞》
異教（いきょう）

自分が信仰する宗教とは異なる宗教。

キリスト教徒にとってキリスト教以外の宗教。
(出典:Wiktionary)

“異教”の解説

異教（いきょう）とは、二つの宗教または宗派・教派が存在するとき、両者の「関係」について規定する概念である。二つの教派が、教義・信仰原理・神学思想・崇拝対象・宗教儀式等の内実の比較において、共通するものを殆ど持たないか、共通する内容を持つが、異なる宗教であると考えられるとき、この二つの宗教または教派は、相互に「異教関係」にあると云う。
(出典:Wikipedia)

異	常用漢字 小６ 部首:⽥ 11画
教	常用漢字 小２ 部首:⽁ 11画