生計向くらしむ)” の例文
お増は、ふと東京で懇意になった遠縁続きの男に、自分の身のうえや、生計向くらしむきのことまで打ち明けるほど、なつかしみを覚えて来た。
(新字新仮名) / 徳田秋声(著)