王瀧川わうたきがは)” の例文
新字:王滝川
棧橋かけはしを出でゝ一二里、路は次第に高く高くなりて、王瀧川わうたきがはの來りて木曾川に會するあたりに至れば、其の岸の高さ、殆ど俯して水脈を窺ひ得るばかりなり。
秋の岐蘇路 (旧字旧仮名) / 田山花袋(著)