“片日蔭”の読み方と例文
読み方割合
かたひかげ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして、髪や襟元をつくろいなおしている様子なので、弦之丞は、あえて意にとめるところなく、そのまま森の片日蔭かたひかげ辿たどって、ピタピタと先へ歩みはじめた。
鳴門秘帖:04 船路の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)