爬羅はら)” の例文
たとえ神といえども爬羅はら摘抉するのを辞する筈はあるまいと見ているところ、果して真名古は一種悽愴な面持で有明荘を立ち出でると、ここに辛辣千万な行動を開始した。
魔都 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)