滋味津々じみしんしん)” の例文
葉公に逢ったあとで「発憤して食を忘れ」るようになっていた子路は、ここで急に笑い出して「楽しみて以て憂いを忘れ」てしまう。まことに滋味津々じみしんしんたる師弟の描写である。
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)