洲崎沖すのさきおき)” の例文
もう船の上で、やるだけの事はやっちまいましたよ、積荷もすっかり海へ投げ込んでしまった、わっしどももまげを切ってしまった、帆柱も叩き切っちまった、そうして船はもう洲崎沖すのさきおき
大菩薩峠:18 安房の国の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)