“泔坏”の解説
泔坏(ゆするつき)は、日本の平安時代以後にもちいられた、調髪のための米のとぎ汁、白水(しろみず)をいれる容器。
白水は、性、冷たいもので、これを櫛につけて髪をけづると、人の血気を下げる効用があるとされた。「つき(坏)」は、まるみのある器。
ゆするつきは、蓋付きの茶碗を茶托のうえに置いたようなかたちである。木製で、漆塗りのうえに蒔絵をほどこす。また金銅もしくは銀で製し、毛彫りをほどこしたものもある。これを台に置いた。
台は、尻ともいわれ、周縁は2分高く、小文唐錦を敷き、5本の足があり、高さは7寸5分、金物を打ちつけ、5箇所で緒を総角(あげまき)に結び垂らし、足の下も環になっている。
ゆするつきと台を二階厨子(二階棚)のうえに置き、室内装飾とした。
(出典:Wikipedia)
白水は、性、冷たいもので、これを櫛につけて髪をけづると、人の血気を下げる効用があるとされた。「つき(坏)」は、まるみのある器。
ゆするつきは、蓋付きの茶碗を茶托のうえに置いたようなかたちである。木製で、漆塗りのうえに蒔絵をほどこす。また金銅もしくは銀で製し、毛彫りをほどこしたものもある。これを台に置いた。
台は、尻ともいわれ、周縁は2分高く、小文唐錦を敷き、5本の足があり、高さは7寸5分、金物を打ちつけ、5箇所で緒を総角(あげまき)に結び垂らし、足の下も環になっている。
ゆするつきと台を二階厨子(二階棚)のうえに置き、室内装飾とした。
(出典:Wikipedia)