泓澄わうちよう)” の例文
情熱を欠きたる深幽は自からアンニヒレーチーブにして、物に触れて響なく、深淵の泓澄わうちようたる妙趣はあれども、巨瀑空に懸つて岩石震動するの詩趣あらず。
情熱 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)