池塘春草ちとうしゅんそう)” の例文
世は已に醒めたりとすましていられる人は兎も角、こちとらには池塘春草ちとうしゅんそうの夢、梧の葉の秋風にちるを聞くまでは寧ろ醒めずにいつまでもいつまでも酔っていて
残されたる江戸 (新字新仮名) / 柴田流星(著)