水中花(すいちゅうか)は、水を入れたコップなどに入れて造花や作り物の魚、鳥などを開かせるもの。
日本には江戸時代、中国から伝来したとみられる。延宝年間に酒席での遊びとして酒の杯に浮かべることが流行したため、「酒中花」「杯中花」の呼び名もある。明和年間のころからは浅草の楊枝店のみやげ物として評判となり、縁日でもよく売られた。
古くはヤマブキの茎やタラノキの芯、木片(かんな屑)などを加工・圧縮して作られたが、現代のものは化学繊維(シルキ)で作られている。夏の季語としても扱われる。
(出典:Wikipedia)