毛穎子もうえいし)” の例文
もしやりとげればそれこそ冗長魯鈍に候。近来一向に御意得ず。たまたま机上清閑毛穎子もうえいしを弄するに堪えたり。因って数言をつらねて寸楮すんちょを置き二階に呈す。艸々。
漱石氏と私 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)