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殮衣
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きやうかたびら
ふりがな文庫
“
殮衣
(
きやうかたびら
)” の例文
冬は次第に近づいて、しづかに掛けられる
殮衣
(
きやうかたびら
)
のやうに擴がつた。灰色の日が灰色の日につづいた。けれどヤンは二度とは訪ねて來なかつた。
氷島の漁夫:01 氷島の漁夫
(旧字旧仮名)
/
ピエール・ロティ
(著)
それから冬と同じそれ等の長い夜々の黒い
殮衣
(
きやうかたびら
)
と氷との下に包まれてゐるそれ等死者のことを思ひやつた。
氷島の漁夫:01 氷島の漁夫
(旧字旧仮名)
/
ピエール・ロティ
(著)
數分のうちにこの
殮衣
(
きやうかたびら
)
は一樣に厚く、突き通し難くなつた。
氷島の漁夫:01 氷島の漁夫
(旧字旧仮名)
/
ピエール・ロティ
(著)
殮
部首:⽍
17画
衣
常用漢字
小4
部首:⾐
6画
“殮”で始まる語句
殮葬
殮