“正義標”の読み方と例文
読み方割合
ゼルツァーロ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
*7 正義標ゼルツァーロ 三角錐形の置物で、頂上に帝室の紋章をつけ、三つの面に各々ペテロ一世の勅令を彫みつけたもので、役所のテーブルの上に必らず備えつけられていたもの。
そこには大きな安楽椅子が一脚あって、テーブルの上の*7正義標ゼルツァーロと二冊の部厚な書物の蔭になって、所長がその椅子に、まるで太陽のようにただ一人ぽつねんと坐っていた。