橘寺形たちばなでらがた)” の例文
おやおや、大した石燈籠、こりゃ本格ですよ、橘寺形たちばなでらがたの石燈籠、これをそのまま据えたところなんぞは、飛ぶ鳥も落すようなものでげす、十万石以上のお大名でもなけりゃ出来ません。
大菩薩峠:18 安房の国の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)