“槁田藤三郎”の読み方と例文
読み方割合
こうだとうさぶろう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
家士は上に、小者たちは縁下に、人数が揃うと図書から順に別盃さかずきが廻された。さかなには十八歳になる槁田藤三郎こうだとうさぶろうが起って平家を朗詠しながら舞った。
三十二刻 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)