“棠蔭”の読み方と例文
読み方割合
とういん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
中国には、詐術又は裁判小説は夥しく、『棠蔭とういん比事』などはその代表的なものだが、私はその中のトリックを逆に用いた例はある。
探偵小説は、エドガー・アラン・ポーに始まると思われているが、中国には早くもげん代に『棠蔭とういん比事』があり、日本には三百年前の井原西鶴に『桜蔭比事』がある。