松永弾正まつながだんじょうでも織田信長でも、風流もなきにあらず、余裕もあった人であるから、皆茶讌ちゃえんを喜んだ。しかし大煽おおあおりに煽ったのは秀吉であった。
骨董 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)