松平蔵之丞様まつだいらくらのじょうさまのお屋敷と、須田村すだむらの間をぬけて、関屋せきやの里まで行き着いた主従四人は、綾瀬川あやせがわの橋のたもとにたちどまって
丹下左膳:02 こけ猿の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)