李伯将軍りはくしょうぐん)” の例文
その時にはもう、奇術きじゅつ師のみなりこそしていますが、目は鋭く輝やき、勇気が全身に、みちみちて、勇ましい李伯将軍りはくしょうぐんに変っていました。
金の目銀の目 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
奇術師きじゅつしになりすましてはいますが、やはりだいたんな李伯将軍りはくしょうぐんです。太郎もチヨ子も、それに安心してやすみました。
金の目銀の目 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
金銀廟の玄王……チヨ子の父、李伯将軍りはくしょうぐんキシさんの主人……その玄王をたずねて、苦しい長い旅をしてるのです。
金の目銀の目 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)