エブリ)” の例文
奥州から出羽へかけての旅、時もちやうど田植ゑに近くて、馬鍬や、エブリを使ふ人々が、毎日午前中に乗つてゐた汽車の窓の眺めでした。
東北民謡の旅から (新字旧仮名) / 折口信夫(著)