望閣楼殿ぼうかくろうでん)” の例文
やがて、江夏城の上に、黒煙があがり、望閣楼殿ぼうかくろうでんすべて焔と化した頃、大将黄祖は、さんざん討ちくずされて、部下わずか二十騎ばかりに守られながら東門から駆けだして来た。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)