最中サナカ)” の例文
此日可なり古くから、夏の最中サナカにきまつて塩鯖の手土産をさげて、親・親方の家へ挨拶に行つた。背の青い魚の代表の様なあの魚も、さばと言ふ名は古い。
若水の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)