“曲面盤”の読み方と例文
読み方割合
きょくめんばん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
曲面盤きょくめんばんもなければ、ガラスの皿もない。そのガラスの皿の上にのっていたぶよぶよした灰色のかたまり——谷博士の作った「人造生物じんぞうせいぶつ」も、どこへ行ったか、見えなかった。
超人間X号 (新字新仮名) / 海野十三(著)
左右両脇より包んでいるように見える曲面盤きょくめんばんの無数の針の先からは、ちかちかと目に痛いほどの輝いた細い光りが出て、それが上下左右にふるえながら、皿の上の人造生物をつきさすように見えた。
超人間X号 (新字新仮名) / 海野十三(著)