“春雨庵”の読み方と例文
読み方割合
はるさめあん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大正十二年九月一日の大地震の場合には、その年の七月末から品川漁師町の井戸が涸れ、その附近の春雨庵はるさめあんの井戸は、六、七月ごろから実母散のような臭気を帯びて飲めなくなった。
地震なまず (新字新仮名) / 武者金吉(著)