日之妻ヒルメ)” の例文
神々の中、日の神を祀る神がはつ国しつた時に、母なる日之妻ヒルメと、教権・政権を兼ね持つ日のみ子の信仰は生れた。日のみ子は常に、新しく一人づゝ生れ来るものとせられてゐた。
万葉びとの生活 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)