“旅心濛々”の読み方と例文
読み方割合
りょしんもうもう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
立って北上川及びその彼方かなた、漠々と連なる陸奥みちのくの平野を見ているうちに、白雲は旅心濛々りょしんもうもうとして抑え難く、やがて大きな声をあげて歌い出しました。
大菩薩峠:34 白雲の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)