それから四世の孫雅世まさよがはじめて最後の勅撰集の『新続古今集しんしょくこきんしゅう』に撰者となったので、中世歌壇ではさまで大きな家筋ではない。
中世の文学伝統 (新字新仮名) / 風巻景次郎(著)