新古今調しんこきんちょう)” の例文
十一二歳のじぶんから新古今調しんこきんちょうの手ほどきをうけていた彼女は、鼓や茶の湯のときよりかくべつ熱心にまなび、詠草の成績もめきめきとあがった。——この道こそは奥をきわめてみたい。
日本婦道記:梅咲きぬ (新字新仮名) / 山本周五郎(著)