“斧島嘉助”の読み方と例文
読み方割合
おのしまかすけ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
功兵衛は二十一歳のとき、斧島嘉助おのしまかすけの娘さくらと結婚した。そのときの仲人なこうどは矢沢金右衛門、さくらは十八歳であった。斧島は三十石あまりの馬廻りであり、矢沢はこおり奉行職付き記録方を勤めていた。
醜聞 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)