文鰩魚とびのうお)” の例文
この日、鳥羽の港より船に乘りて熊野へ志す、志摩國麥崎といふをあとに見てすゝむ程に日は山のうしろに沈みぬ、このとき文鰩魚とびのうおというものゝとぶこと頻りなればよみける歌のうち三首
長塚節歌集:2 中 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)