“憂心忡々”の読み方と例文
読み方割合
ゆうしんちゅうちゅう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ねんごろにくものを葬う重厚な村の儀式気分は少しもなく、みな、憂心忡々ゆうしんちゅうちゅうとして墓地に群がり、ある者は墓の前にぬかずき、ある者は墓を抱いてみな泣いている。
大菩薩峠:38 農奴の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)