怪童かいどう)” の例文
あっちこっちの小火ぼやをけすそうどうにまぎれて、さしもきびしい城内ではあるが、ここに、天からふったひとりの怪童かいどうありとは、夢にも気のつく者はなかった。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)