“御物嚢”の読み方と例文
読み方割合
おものぶくろ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御物嚢おものぶくろでも落して行ったのかと思って、かがみこんで手でさわって見ますと、俯伏せに倒れている人間の身体。……これは、と驚いて、すっと捜って行きますと、盆の窪にのぶかく矢が立っています
顎十郎捕物帳:23 猫眼の男 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)